アイレスト協会取締役会の声明

アイレストに関わるすべての皆様へ

アイレスト協会は、その成長と発展における転換期にあります。この度の過ちから学び前進していく上で、組織として、そしてアイレストの教えの倫理的な基盤を支えていくためにも、説明責任や説明義務、透明性、誠実性といった我々の中核的な目標を構築し、強化し続けることが不可欠です。

そのために取締役会は、協会の経営幹部と討議の上、以下の新しい取り組み案を承認しました。これらは早急に実行され、来年度中に完了する見込みです。

取締役会の刷新

  • リチャード・ミラー氏と、及び長年取締役を務めてきた、ロス・ゲスト氏の辞任を承認する。
  • 経験や考え方の多様性を高めるために、協会の外部から新たに1-2名の理事を採用する。

倫理委員会の改革と倫理手続きの強化

  • 倫理委員会の人数を増やし、最低でも2名の追加メンバーを加える。
  • 倫理の分野における専門性を発揮できる新しいメンバーを協会の外部から募集する。
  • 倫理委員会の業務手続き、苦情申し立ての手順などを含む倫理委員会の目的と機能に関する詳細な情報をウェブサイトに掲載する。

講座などのプログラムの見直し

  • リチャード・ミラー氏は、当面の間アイレスト協会が開催するイベントの講師役から離れます。また彼は倫理と感受性トレーニングを直ちに受講することを約束しています。
  • アイレスト協会の進化の継続と、アイレストのトレーニングやプログラムの全てにアクセスできるよう、私たちは以下の事柄を実施します。
    • リチャード・ミラー氏以外のシニア・トレーナーから学ぶことで、アイレスト講師養成講座の全カリキュラムを修了することができるよう、プログラムの作成を行う。
    • より多くのシニアトレーナー、リトリート・リーダーが率いるプログラムを提供し、多様な教師陣から学べるよう生徒や参加者の選択肢を増やす。

思考、視点、影響力の多様性を可能にし、それらを優先させる。

  • 多様性と公平さ、包括性についての諮問委員会を設置し、アイレスト協会が、最もバランスがとれた、幅広い知見をもち、倫理的で偏見のない運営戦略と活動と進化をするよう、継続的な教育と指導を行う。

人的資源(HR)の手順の再評価と更新

  • 雇用終了時の非開示契約書の使用を含む、すべての人事手続きの詳細な見直しを行う。

倫理的な情報と理解に基づいた使命感のある組織文化を強化・維持す

  • 多様性、倫理、誠実さ、説明責任、そしてアイレスト協会のミッション「人々の痛みや苦しみを解決し、深い癒しと平和を経験することに支援する」といった価値観に根ざした組織文化を確立するために、新たな取締役会、役員、従業員研修プログラムを開発する。

これらの新たな取り組みを推進することで、私たちは具体的かつ透明性のある行動を取り、組織の誠実性を高める方向へと歩んでいると信じています。私たちは、私たちの存在の基本である 「有言実行」という課題に引き続き深く取り組んでいくことを約束します。そうすることで、コミュニティからの素晴らしい反応とサポート、-それは愛情のこもったもの、そして受容がとても困難なものなどもありますが、すべて必要なものです- 様々なフィードバックを通じて得られた支援を認識したいと思います。

私たちはこれからも皆様の声に耳を傾け続けます。アイレスト協会のミッションへの責任と約束を新たにし、より広い視野を持って前進していくよう、私たちのマインドとハートは引き続き開いています。

敬具
2021年3月19日
アイレスト協会取締役会

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